お姫様とお嬢様
取り合えずリビングじゃ恥ずかしいから部屋に行った。



「もう邪魔されない。」

「カギかけたの?」

「うん。もう限界だって言ったっしょ?」



何かいつもと違う…。



少し強引な感じと熱い舌…。



「あっ…。噛まないで…。」

「乃彩だぁ…。」



何なのこれ…。



ナツがナツじゃない…。



壊れる…。



「乃彩?」

「ん~…。何~…。」

「死んだ?」

「死んだ…。」



今まで遠慮してたのかな?



ナツは余裕なんだ…。



「お昼どうする?」

「食えない…。」

「俺腹減った~…。」

「じゃあ何か作ってイイよ…。あたしをそっとしといて…。」

「わかった!!」



ナツが服を着て部屋を出て行った。



あたしの部屋なのにタバコの匂いがする…。



ナツが別れてた期間に吸い出したタバコ…。



その匂いに包まれて目を閉じた。



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