お姫様とお嬢様
ここがナツの部屋…。



「凄い!!」

「ね?俺だって結構金持ちになったんだよ?」

「ベッドルームがある!!」

「二部屋しかナイけどね…。で、見て見て!!風呂!!前より広いから!!」



キレイなマンションだ…。



あたしも家具の一部として置いといて欲しいな…。



「かなり乃彩んちに近くなったっしょ?」

「うん…。」

「門限ギリまで帰さない~。って事でこれ、合い鍵。」

「イイ…の…?」

「はははっ!!前も持ってたじゃん。」



嬉しくて死んじゃう!!



今、究極に幸せ…。



鍵を見つめてたらナツの手があたしの頬を包んだ。



ゆっくり顔をあげると優しいキス…。



「俺いないかもしれないけど来たい時においで?」



そう言ってニッと笑うナツに心臓バクバク…。



超ときめいちゃった…。



究極に大好き…。



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