お姫様とお嬢様
仕事学校仕事仕事仕事…。



身体がキツイ…。



「愛~芽~?寝ながら食べないの。」

「あっ、うん…。もうごちそうさまする…。」

「ちゃんと食べなきゃ体力持たないよ!?」



でも食べたくナイんだもん…。



疲れてるからかな…。



そのままお風呂に入って眠った。



身体が重い…。



「愛芽!!あんた遅刻じゃないの!?」

「えっ!?」



寧音チャンにそう言われてガバッと起き上がると完璧に遅刻…。



家は基本、仕事は自分でが約束。



誰かのせいになんて出来ない…。



「寧音チャン送ってっ…。」



あれ?



何か目の前がぐにゃって…。



「愛芽っ!!」



寧音チャンの声が聞こえたところで愛芽の意識がプツリと切れた。



何か聞こえる…。



ヒナ君と舜太?



何かヒナ君が怒ってるような感じ…。



目を開けると立ち尽くす舜太と怖い顔のヒナ君…。



「お前だけのせいじゃねぇってわかってる。でもまさか…。」

「申し訳ありません…。」



何で謝ってるの?



< 682 / 763 >

この作品をシェア

pagetop