王子様たちのシンデレラ(仮)
ガチャ




「みんなー!お姫様来たよー!」




一歩足を踏み出した瞬間、私は内装に目を奪われた。



「「「あ」」」



そしてあたしはある人物を見て固まる。



それは向こうも同じなようで、お互いに指をさし合った。




「あれっ、彩羽ちゃん!?」



今度は私の後ろから聞いたことのある声がして……




「蒼先輩!?」



「なに?陽太と彩羽ちゃん知り合いだったの?」



「同じクラス…です」




そこにいたのは立花くんに蒼先輩。よくみれば生徒会の四天王が全員そろっていた。



「やっぱり知り合いなの~?あはは」



さっきの女の人に肩をバシバシ叩かれるけど、口が開いたままふさがらない。



「彩羽ちゃんウケるー!!あはははは!」



「あ、あの……さっき言ってたのって」



「ああ、忘れてた!あたしはここの管理人兼お手伝いさん兼社長の娘、安藤美月(あんどうみつき)!よろしくね」



「あ、よろしくお願いします」



美月さんはキッチンに入っていき、そこから紅茶のポットを持ってきた。



「じゃあはい、陽太から順にみんな自己紹介」



「俺?クラス同じなんだけど?」



「つべこべ言うな!」



「はいはい。立花陽太、生徒会会計」



「俺は知っての通り河野蒼、これでも生徒会の会長なんだ」



ここ2人は知ってたけど……もう二人は名前すら知らないかも。

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