ダイヤモンドウエディング~キスからはじまる永遠の愛~《完》
「どう?拓真」

「あ・・・いいんじゃない」


母さんの問いに相槌する。


「小陽さんはどう?」

「胸の辺りが開き過ぎなのが気になりますけど・・・」


「ベールやアクセサリーもお持ち致しますね」

担当の方が席を外し、ベールとアクセサリーを持って来てくれた。


陽那さんはスマホで撮影し、小陽のドレス姿を元総理に送信する。


ベールとアクセサリーも身に着け、ようやく花嫁姿の小陽のイメージが具体化した。


「どう?拓真君。小陽の花嫁姿」


陽那さんは意地悪な質問する。


「綺麗です…惚れ直します」


このまま小陽をスイートにでも連れて行きたいキモチだ。


「じゃこのドレスで。次は白無垢ね・・・」






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