お嬢様と7人の男子
ー昼休みー
白馬くんが私のところにきた
「高槻さん、今日どうしたの?ぼーっとしてること多かったよ」
「うん、そうかもね」
「もしかして、奏になんか言われた?」
「奏?」
「ほら、女子から黒王子って言われている霧島 奏」
「なんか、黒王子が土曜日にデートしようって」
「え!?…」
「はぁ、どういう吹き回しか」
わたしは、大きいため息をついた
(奏に、先こされた。なんか悔しい…)
「そっか…。土曜日、楽しんできて!」
「そうだね」