小さな命

そんなに簡単な物なのかと疑った。

それと同時に自分の子供として私はその子を育てる事に流されたかのように決まった。

子供は好き。

ただ自分の子供として最初に育てるのが血が繋がってない、まだ付き合って数ヶ月の彼氏の妹の子供。

正直、なんで私が?とか考えてる暇などなく、子育てに必死だった。

始めての子育て。

慣れない事ばかり。

いきなり半年の子母親役。

まず、離乳食。

離乳食自体わからなかったので母親に頼っていた。

スーパーなどで売っている温めるだけの物がほとんどだった。

次に、予防接種。

何をいつ受けさせるものかわからず病院まで足を運んだ。

次に子供の事で何かしようにも苗字が違う。
その度に説明して大変ねと言われる始末。
私が大変?その時はそれに対してわからなかった。
大変だけど、充実はしていた。

誰かの為になれると。

1番はその時大好きだった彼に嫌われたくない事。

その後母親が家を出て行く事になったが、子供は私が育てて行く事に決定していた。

言葉を話せない子供の気持ちは考えないのかなって思い解せないでいた。
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