下宿屋 東風荘
「あの……」

「いいから食べなさい。顔色が悪すぎるよ?寝てるのかい?」

「あんまり……でも僕、やっと修士課程修了になるんですけど、このまま大学に残ることになったんです」

「それは凄い!よく頑張ったねぇ。博士はどうするんだい?」

「そっちには終わりがないと聞いたので、このまま教授の所で働かせてもらうことになったんですが、ここ学生までだから出ていかないといけないと思って言い出せなくて」

「そうだねぇ。例外は作りたくはないのだけど、一人家に帰る子が居るから部屋は空いてるんだよ。新しい子も来るし。だからこのままいてもいいよ?その代わりちゃんとボードに居るか居ないかくらいは書いておいてくれるかい?」

「あ、ありがとうございます。ちゃんと記入しますのでよろしくお願いします」

ご飯を食べてもらい、後片付けを頼んで自室に帰る。
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