わたしのいちばんすきなひと。



夕方になりそろそろ帰ろうということになった。


あっという間…
楽しかったな…


バスに揺られ、人が多い電車に乗る。


駅に着いたら
お別れなんだ…


そう思うととても寂しくなった。




「どうした?楽しくなかったか?」

悲しい顔をしていたからか、翔くんが眉毛を曲げてそう言う。


「違うよ。楽しかったよ。ただ…」

離れるのが寂しいんだって


そんなこと言えないよ…


なんでもないと言ってわたしは翔くんに笑顔を見せた。


< 152 / 431 >

この作品をシェア

pagetop