10年愛してくれた君へ
「ポップコーン買うだろ?あと飲み物、何がいい?」
売店まで足を運び、少し離れたところでメニューを見上げる。
「んー...ポップコーンは塩味で、飲み物はメロンソーダがいいなぁ」
「え、女ってキャラメルポップコーンじゃねぇんだ?」
不思議そうに私を見ながら言う。
「私は塩味がいいの!」
偏見だよ河西くん。
私、キャラメルのあの甘ったるい感じが苦手なんだよね...
「ははっ、面白いな鵜崎は」
「え、そう?」
河西くんがレジで注文し、商品を受け取る。
自分の分のお金を渡そうと、あらかじめ出していた財布を開くが、河西くんに財布を取り上げられた。
「あっ」
「いらない。俺のおごり。な?」
そう言って高いところに持ち上げていた私の財布を差し出した。
「あ...うん、ありがとう!ごちそうさま」
彼氏彼女みたいなシチュエーション... いや、彼氏彼女なんだけど、恥ずかしい!!
自分の恋愛経験の無さを痛感する。
映画は思ったよりも感動的なもので、隣に河西くんがいるのを忘れて号泣していた。
「あれ、河西くん...?」
エンドロールも流れ終え、館内に明かりが灯され、隣を振り向く。
「うっ...よかったな...彼氏が無事でっ」
河西くんも大粒の涙を流していた。
初デートは大満足に終わった。
売店まで足を運び、少し離れたところでメニューを見上げる。
「んー...ポップコーンは塩味で、飲み物はメロンソーダがいいなぁ」
「え、女ってキャラメルポップコーンじゃねぇんだ?」
不思議そうに私を見ながら言う。
「私は塩味がいいの!」
偏見だよ河西くん。
私、キャラメルのあの甘ったるい感じが苦手なんだよね...
「ははっ、面白いな鵜崎は」
「え、そう?」
河西くんがレジで注文し、商品を受け取る。
自分の分のお金を渡そうと、あらかじめ出していた財布を開くが、河西くんに財布を取り上げられた。
「あっ」
「いらない。俺のおごり。な?」
そう言って高いところに持ち上げていた私の財布を差し出した。
「あ...うん、ありがとう!ごちそうさま」
彼氏彼女みたいなシチュエーション... いや、彼氏彼女なんだけど、恥ずかしい!!
自分の恋愛経験の無さを痛感する。
映画は思ったよりも感動的なもので、隣に河西くんがいるのを忘れて号泣していた。
「あれ、河西くん...?」
エンドロールも流れ終え、館内に明かりが灯され、隣を振り向く。
「うっ...よかったな...彼氏が無事でっ」
河西くんも大粒の涙を流していた。
初デートは大満足に終わった。