I will love you always
真夏の告白
次の日、学校で




翔太:『莉子おはー』





私:『あ、おはよー』




好きって言われたことを思い出し




思わず赤くなってしまった







翔太:『なぁ、来週テストだし
友達でも誘って
図書館で勉強しねぇ?』





私:『いいよー』





翔太:『んじゃあ、今日の放課後な』






私:『はーい!』






私:『ということで、私と図書館いきまさんか!』





静香:『いいよー!』




私:『やった!じゃあ、放課後ね!』



♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+




6限目も終わり放課後になった




翔太:『んじゃあ、行くかー』




私は『いこー』




私たちは翔太の友達1人と
私の友達1人の4人で図書館へ向かった



拓哉:『俺は須藤 拓哉(すどう たくや)
翔太とは小学校の頃からの友達』





私:『よろしくお願いします!』




静香:『よろしくお願いしますー!』





私:『私は川口 莉子(かわぐち りこ)
翔太とは始業式の日に初めて
会いました!』





静香:『私は佐藤 静香(さとう しずか)
莉子とは中1からの友達!』





拓哉:『そうなんだ、よろしくな!』





数分後、図書館へ着いた






図書館では、



分からないところを教え合いながら




私がわからなかったところも




理解できるようになった




それから何時間かたち、
帰る時間になった






翔太:『んじゃあ、俺は莉子おくって
帰るから、拓哉は静香な!』






拓哉:『おっけー』





静香:『送らなくても大丈夫だよ?』




拓哉:『もう暗くなってきたし
送らせてよ』





静香:『じゃあ、お願い笑』




翔太:『俺らも帰るかー!』




私:『かえろ〜』



ゆっくり歩きながら帰っていると




私たちは自然と恋愛の話になった






翔太:『莉子って好きなやつとか…
いんのー?』




私:『いないかなぁー
翔太はー?』


翔太:『おれ?わかんねー笑笑』





私:『なにそれ笑笑』




そうこう話してるうちに
私の家に着いた





翔太:『じゃあ、今日はありがとな』




私:『私こそ送ってくれてありがと』





翔太:『おう!また明日な!』





そう言いながら、私の頭を撫でてくれた





…ドキッ…





私:『………っ…』



私はバクバクする胸を抑えながら
翔太を見送った









それから私たちは4人は





学校に行く時も






休み時間も






一緒に過ごすようになった



♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+.







図書館で勉強してから
数週間たった




昼休みにいつもの4人で話していると





突然、拓哉がこんなことを言い出した






拓哉:『あ、今週の土曜日にさ、
4人で遊園地いかね??』


静香&私:『いきたい!』


私たちは2人で同時に答えた



翔太:『いいなー!行こうぜ!』




拓哉:『よっしゃ決まり!
じゃあ、10時に駅前な!』




ということで、遊園地が決まった



♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+..:*♡o。+


7月18日 AM10:00

私は早く来すぎたので




時間を潰すため




雑貨屋に足を運んだ





私:『このキーホルダー
翔太好きそうだな…』



買うか散々まよってるうちに



待ち合わせの時間15分前になったので


とりあえず買うことにし



その場を後にした





駅前に向かうと



そこには翔太がいた






翔太の方に向かっていくと



私に気づいて声をかけてくれた




翔太:『お、りこ!
早いな!』






私:『楽しみにしてたら早く来ちゃった』






翔太:『おれも!』




そこに拓哉と静香が来た




拓哉:『おはよ!お前ら早いな!』





私:『静香、拓哉おはよー!』





静香:『翔太、莉子おはよう!』





翔太:『じゃあ、行きますか!』




私たちは電車に乗り





遊園地に着いた





翔太:『何乗る??』






静香:『ジェットコースター!』





静香が目を輝かせながら言うと





私と拓哉は目を見開いた








拓哉:『お、おれ…ジェットコースター
む、むり……』




私:『わ、わたしも……』





翔太:『まじかよ
じゃあ、静香おれと乗る??』






静香:『乗ろー!』







拓哉:『おれと莉子ここで待ってるわ!』





翔太:『おう!』




静香:『じゃあ、行ってくるね!』






私:『うん!』





ふたりが行くと






拓哉が立ち上がり、




飲み物を買いに行ってくれた





そして、ベンチに座りながら





ふたりが戻ってくるのを待っていた







すると、拓哉が






拓哉:『翔太のこと好き?』








私:『きゅ、急に何?!』



いきなり、そんなことを言われて




私はすごく焦ってしまった




拓哉:『好きそうだなと思ってよぉ』








私:『す、好きだよ…?』






拓哉:『おれな、静香が好きだ』






拓哉:『だから、今日、
告白しようと思ってんだ』


それを聞いた私は




いきなりの告白にびっくりしてしまった





私:『そうなんだ!きっと成功するよ!』





拓哉:『さんきゅ!
莉子は告白しねぇの?』






私:『この関係壊れるのが怖いし…』







拓哉:『そんなの気にしてっと、
誰かに取られちまうぞ?』






私:『そ、それは……』





返事に困っていると




拓哉:『おれと一緒に頑張ろうぜ?
つっても、頑張る仲間が欲しい
だけなんだけどな…はは』






そんなことを言った拓哉の顔は






今にも泣きそうで、不安そうで







とても悲しい表情だった






(告白…か…)



私:『わ、わたしも…告白するっ』




拓哉:『よっしゃ!』






拓哉に背中を押され






私は意を決して告白をすることにした







10分後、翔太と静香が戻ってきた






さっきの話もあって





私は緊張と恥ずかしさで





なかなか翔太の顔を見れなかった





あっという間に楽しい時間がすぎて




もう帰る時間になった




拓哉:『あー楽しかった!』




翔太:『そうだなー!』




静香:『4人でまた来ようね!』




拓哉_翔太_私:『もちろん!』




拓哉:『じゃあ、帰るかぁ』




…ゴトンゴトン…




電車に乗り、いつもの駅に着いた




拓哉:『じゃあ、おれ静香送るから』




翔太:『俺は莉子送ってく』




拓哉:『莉子またな!』



拓哉がそう言いながら、




"頑張れ"とでも言うように



うなずいてれた



私:『拓哉、静香またね!』




わたしもそう言いながら、





拓哉に"がんばれ"と頷いた




そして、私たちは




駅を後にしたーー。
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