3年分の甘い時間
「お家はどのあたり?」
「・・・」
ここからが本番だ。
私の計画を実行する。
「おーい、岡部さん!」
「・・・」
「・・・困ったな。」
私は無言を貫く。答えません。帰りたくありません。そうしたら課長、私をどこに連れていってくれますか?
あれ、でも、瞼が重い。
あぁ、だめ・・・だ。
「・・・!・・・!」
課長がなにか言ってる。でもだめだ。
私も計画があるってのに・・・、飲みすぎた・・・。