カラフル・スパイス
待ちたくて待ってたわけじゃないし。

うーん・・・



これ、帰っても良くない?

帰ってもなんか問題ないような気がするんだけど。




鞄抱えて一人悶々としてるのも、なんか時間の無駄のような気がするし。


そもそもユナの話で裏門に来ただけで




・・・ほんとはどっちの門かもわからないんだよねぇ。



「どうしたもんか・・・」


あっち向いたりこっち向いたり、帰ろうか帰らないか迷って、迷って・・・


「帰ろう」


そう、決心したときだった。












「アオイさん」
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青春・友情5ページ

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海の底と空の色を すべて飲み込んだような 深く、透き通った 青い海と。 すべてを塗り替えるように 膨らみ続け 眩しいくらいに輝く 白い雲と。 別世界のように映る景色に 心を奪われているだけだと思っていた。 そうだ。 ずっとこのままでいられる気がしていた。 みんなもそう思ってると そう思ってた。 あわただしく過ぎていく毎日に 埋もれていた知らない感情。 目をそむけていたのはあたしだった? 駆け抜けていく風に目をそむけたくなった ひと夏の思い出。

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