三人のイケメンパパと、小さな月姫
「…ぅおっっ!!!」
最近、あまり聞く事のなかった
彼女専用、着うたが
小さな仕事部屋に 鳴り響く
… 宝箱、開けるみたいに
携帯を開いた
:Re
これなに?!
「ははは」
椅子を回転させながら
その仰天の文字を、嬉しく眺める
結局、本文には
何も書かずに送信したから
全体的に、灰色
だけど滑らかな感じの
半円形した 謎の物体が
一枚だけ 皿に乗ってる画像
本当は、五枚あったんだけど
かなり食って、飲んでから
気がついたように撮った
とりあえず、返信
Re:
今、なにしてる?
それだけを打って、また送信
仕事かもしれないし
… もしかしたら誰かと
一緒にいるかもしれない
それなら、気を使わなくていいよ
そんな気持ちを込めて、打ったんだけど
… そういうの全部書かないと
意味通じないんだよな、本当は…
「――… あああ!送っちまった」
ごめんなアズ… ウザイ男で…
なんだろ俺
一杯の発泡酒で、もう酔ったか?
「… ん?」
もうアズから、返信が来た
今度は 画像がついてる
「―――… え」