断罪アリス
そんなことを考えていると、
「コットリくーん、迎えに来たよー!」
門の方から大声で名前を呼ばれる。
俺をコトリ君と呼ぶ人は一人しかいない。
周りの学生達の好奇の視線を浴びながら、俺は門の方へ走った。
「アリスさん、風間さん!何で此処に──」
門の所にいたのはアリスさんと風間さんだった。
二人とも容姿が素晴らしく整っているから目立つこの上ない。
「迎えに来たんだよ。夜は奴の庭だからね」
そう答えた風間さんは目をハートにしてこっちを見ている女の子達に手を振った。
女の子達は黄色い悲鳴を上げていた。
アイドルみたいだな、風間さん……。