断罪アリス


「三人相手に切碕一派が総出とは暇なんだな」




羽取さんは両手に苦無を構えた。




「暇じゃねぇが、俺達は欲求不満なんだよ。殺りたくて殺りたくてしかたねぇんだ」




「──ということで」




舌嘗めずりをする黛の隣で、安倍明晴がポンと手を合わせた。




「「「出っさなきゃ負けよー、最初はグー、ジャンケン……ポン!」」」



そして、何故か三つ子の合図で切碕一派は円になってジャンケンを始めた。



「「「勝ったー!」」」




「ヨシ、勝ッタ!」




「おや、負けてしまいましたね」




「く……っ」



「チキショー、負けたー!」




勝ったのは三つ子と確か胡蝶だかっていう奴だ。




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