Spice‼︎
梨花は桐原とベッドの上に居る。
身体が感じると言うよりか
ベッドの軋む音が心地よかった。
桐原の散らかった部屋は妙に落ち着いた。
「梨花…もっと声出せよ。」
桐原が梨花のアゴを掴んで自分の方を向かせる。
「顔見せろ。」
梨花は泣きそうな顔で桐原を見ている。
「気持ち良さそうな顔しやがって。」
桐原が梨花の髪を掴んで
息が出来なくなるほど狂おしいキスをする。
梨花は意識が飛んで真っ白になる。
気がつくと桐原が梨花の頬を撫でていた。
「イったか?」
梨花が頷くと満足そうな顔で抱きしめて来る。
「会社は2、3日休め。
温泉に行こう。」
「そんな急に…」
「明日の朝、俺が連絡してやる。
具合が悪いから2、3日休ませてくれって言ってやるから。」
「何で桐原さんが?」
「家族だって言えばいいさ。
兄貴は居ないよな?
じゃ父親のフリするか?
彼氏だってバレるかな?」
桐原の笑顔が梨花を元気にする。
「温泉て何処?」
「何処がいい?
近場だと箱根か…伊豆か…石和とかもいいかな?」
「熱海以外なら何処でも。」
「なんで熱海はダメなんだ?」
熱海は風間と旅行した場所だ。
今、そこへ行ったらまたあの頃の気持ちを思い出してしまう。
「じゃあ…湯河原にしよう。」
「湯河原?」
そして梨花は桐原と旅に出た。
身体が感じると言うよりか
ベッドの軋む音が心地よかった。
桐原の散らかった部屋は妙に落ち着いた。
「梨花…もっと声出せよ。」
桐原が梨花のアゴを掴んで自分の方を向かせる。
「顔見せろ。」
梨花は泣きそうな顔で桐原を見ている。
「気持ち良さそうな顔しやがって。」
桐原が梨花の髪を掴んで
息が出来なくなるほど狂おしいキスをする。
梨花は意識が飛んで真っ白になる。
気がつくと桐原が梨花の頬を撫でていた。
「イったか?」
梨花が頷くと満足そうな顔で抱きしめて来る。
「会社は2、3日休め。
温泉に行こう。」
「そんな急に…」
「明日の朝、俺が連絡してやる。
具合が悪いから2、3日休ませてくれって言ってやるから。」
「何で桐原さんが?」
「家族だって言えばいいさ。
兄貴は居ないよな?
じゃ父親のフリするか?
彼氏だってバレるかな?」
桐原の笑顔が梨花を元気にする。
「温泉て何処?」
「何処がいい?
近場だと箱根か…伊豆か…石和とかもいいかな?」
「熱海以外なら何処でも。」
「なんで熱海はダメなんだ?」
熱海は風間と旅行した場所だ。
今、そこへ行ったらまたあの頃の気持ちを思い出してしまう。
「じゃあ…湯河原にしよう。」
「湯河原?」
そして梨花は桐原と旅に出た。