鶫さんはこんなひと
「あ、いいえ。心配しないで下さい。この子楽しいと牛乳でもコーラでも酔っ払える子ですから」

「凄い!安上がり!」

「そうなんだ。びっくりしたよ」

「運動会とか遠足で興奮し過ぎて前日寝られなかったとか、緊張して下痢した子とか居ませんでした?ああいう感じです」

「凄い!かわいい!」

「そうなんだ。あはは」

「でも、今回はホントに酔ってるみたいです。コップに移して飲んでたから、他の人の飲みかけのやつとごっちゃになってしまったんじゃないんでしょうか」

「すご…えーと…」

「直居さんムリに韻、踏まなくて良いからね」

3連発かませなくてちょっとへこむ私。
あ、ホントだ。明里さんからはアルコールの匂いがしてくる。

「酔っ払ってるの面倒臭いんで、覚めるまで主任の車お借りしても良いですか?押し込めときたいんで」

「良いけど、熱中症とかならない?俺の実家近いからそこ連れてっても良いよ」

「えー?ご実家に酔っ払い連れてくっていうのは、…どうなんでしょう?」

「全然構わないよ。祖父母と両親はどうせ畑仕事か田植え行ってて誰も居ないだろうし」

…田植え…?

さすが郊外だなあ…。っていうか、鶫主任の実家この辺りだったんだ。

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