なぜか私、年下ヤンキー手懐けました。
年下だって、
ヤンキーだって、
関係ないよね。
長瀬は長瀬。
私が好きになった、たった一人の男の人。
今更気づいたって遅いのかもしれない。
だけど––––––。
その日の放課後、私は金城くんと山下さん。それに、茉莉の3人を呼び出した。
「あ、あのね!お願いがあるのっ!」
目を瞬かせ、首を傾げる3人を前に、私はそっと手のひらを握る。
神様、どうか勇気をください。
大切な人に、大切な想いを伝える勇気を––––。