キス×キス1〜双子のあんたと甘い日々〜
「おはよ♪捺夜!!!!」
ドアの向こうではニコニコしてウチを見上げている翔夜がいた。
――――――ドキッ。
心臓が跳びはねる。
「あぁ………」
それでもただ、ひたすら冷静なウチを演じる。
たいがいキツイな……
演じるのも。
「早く、行こう!!!」
ウチの腕を掴んで、引っ張っていく。
そんな後ろ姿の翔夜からは甘いシャンプーの香りが一瞬フワッと漂ってきて
「おぃ」
―――――グイっ
「へ?」
体を少し曲げて、背の小さい翔夜の頬に軽いキスを落とす。
「はよ」
翔夜は口をポカーンと開けたまま、顔を赤くした。
マジで
可愛い奴。