キス×キス1〜双子のあんたと甘い日々〜
「あんた、顔真っ赤」
「う、うるしゃい!!!!」
うるしゃいだってよ。
迫力ねぇー。
マジうける。
「僕、先に学校行くからねっ!!!!!」
翔夜はウチに顔を見られないように腕で隠して階段を下り、玄関に直行していた。
ウチもリビングに向かい、コーヒーとトーストを口に押し込んで、学校に向かう。
学校に着くと、いつものように女子や男子がキャーキャーいいながら
ウチに近づいてきて、包み紙や手紙を渡してくる。
いい加減、どうにかなんねぇのかな?
この荷物は。
エメルの三人も揃っていて、手元はウチと同じ状況。