懐恋。
「あんたそれ付き合ってるの?」

「え!?なんでさっちゃんそんな風になるの!?」

「だってそれ先生のヤキモチでしょ?んであんたが泣いてたからって抱きしめるんでしょ?」

「やっぱりヤキモチだったの?」

「明音が他の男の事考えてるって思ったのは先生のヤキモチでしょ?」

「そうだったんだ。」

「そうだったんだってあんたの事なのに他人事かよ!」

「さっちゃん痛い…」

さっちゃんから呆れたようなため息とツッコミが飛んできた。

「まあまま落ち着いて。それで?抱きしめられた後は?どうなったの?」

梨奈ちゃんに続きを促されて

「それでごめんねって仲直りしてショッピングモールでブラブラ雑貨屋や服屋回って、カフェで休憩しようかってなって、お茶してたらさっき雑貨屋で見たアンクレットプレゼントしてくれて、それから帰ったんだけど、連絡先交換したの。」

「「はあー!?」」

2人から心底驚いた声が被って耳に届いてきた。

「ちょっと待って。それってやっぱデートじゃん。」

「田原先生意外にやるね。」

「梨奈ちゃんやるって何?」

「というか先生も絶対明音の事が好きだよね。」

「さっちゃんそれはないでしょ!」

キンコンカンコンってこれから盛り上がるって時にチャイムが鳴ってしまって、慌ててお弁当を片付けて教室に戻った。
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