課長の胃袋をつかみました
彼女に胃袋をつかまれるまで
いつからだっただろう。
あいつのことを目で追っていたのは。

目を覚ますと時計の針は5時を回ったところだった。
まだ眠れるな、
そんなことを考えながらまどろんでいると、ふと側にあるぬくもりがモゾモゾと動くのを感じた。

スヤスヤと気持ちよさそうに眠る彼女を見ると胸のうちがほわほわと暖かくなる。

愛しいな

彼女の頬を優しく包み込み、そして彼女と初めて会ったときに思いを馳せた。

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