僕と彼女のヒミツ☆★

僕と天川さんが入れ替わった①

僕は、天川さんが通るであろう、橋に向かっていた。

「ふざけんなっ、テメェ。ウザいんだよ。」

そんな天川さんの怒声が聞こえてきたと思ったら、僕のほうへと、男が吹っ飛ばされてきた。

間一髪、それを避けた僕。

今日こそ、天川さんに告白しようと、便せんにしたためたラブレターを手に持っている。

「よう。塚原じゃないか。オッス。」

天川さんのほうが気づいてくれて、僕に声をかけてくれた。

僕って、ラッキー。

喜んでいる僕と天川さんの身に、この後、とんでもない事が起こるとも、今の2人は、まだ知らない。

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