名脇役ここに登場。
「説明すると長くなるけどどーするー?」

またいつもみたいなヘラヘラした

口調になった。

「聞く」

「あ、聞くんだ。
私が自覚したくなかっただけなの
名前呼ばれてドキドキして、海に好きな奴がいるって知って嫉妬したり
思えば気づくチャンスなんて沢山あった。
けど、あの天下の嶋中海だよ?
好きになっても失恋決定じゃん?
だから、逃げてたんだと思う
自分の気持ちから」
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