君の本気に触れた時…
今までもバイトの前に仕込みの手伝いなんかで、美子ちゃんの家に行くことはあったけど何でお昼の1時なんだろう?

漠然とした疑問を抱きながらも、言われた通り素直に翌日の昼の12時50分には美子ちゃんの家のインターホンを押していた私。

暫くしてインターホン越しに “ ハイ ” と応答する声が聞こえてきた。


「こんにちは。朝倉理央と申します。…美子さんはいらっしゃいますか?」


聞こえた男性の声が誰なのかハッキリと分からないので、失礼にならないように丁寧に挨拶をした。


“あ、 理央さん、ちょっと待ってて ”


今ので、相手がハル君だったと分かった。

すぐに玄関のドアが開けられ、久しぶり会ったハル君が笑顔で迎えてくれた。


「ハル君、久しぶり。元気だった?」

「…うん。理央さんも。」

「私も元気だよ。今日からまたバイトをさせてもらう事になって、13時にここに来るようにって言われたんだけど…美子ちゃんは?」
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