君の本気に触れた時…
自宅のベッドの上でスマホを開く。

先輩の番号も登録したし、教えてもらったIDを検索してメッセージアプリにも登録できた。

その先輩の画面を開き、文字を入力していく。

出来上がった文章を念入りに確認してから送信ボタンを押すと、スマホを充電器に挿しお風呂に入る為ベッドから起き上がった。


「はぁーー今日もお疲れさまー。」


自分の独り言が浴室内に小さく響いた。

一人暮らしも長くなると、つい独り言も増えてくるもの…。

最初こそそんな自分に寂しいとか思っていたけど、今では日常化しててそんなことも思わなくなった。

仕事をして家に帰っても誰も労ってはくれないのだから、自分で自分を労わないとそれこそ心が枯れちゃう。

よく植物なんかでも育てる時に優しい言葉をかけるのと何も言葉をかけないのとでは違うでしょ?

人間でも同じだと思う。

だから声に出して言葉にするのって大事なんだと思ってる…それが他人だけじゃなく自分相手でも。





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