君の本気に触れた時…
水族館を出た私たちは、また先輩の運転する車に乗り帰路についた。

休みという事で、夕方になると、道も少しずつ車が増えてきて時々、車が渋滞になったりもした。

晩御飯は先輩の家の近くに美味しい店があるという事で、お酒も飲めるようにと一度先輩の家に車を停めに行くことになった。

駐車場から歩いてアパートの前に出る直前、先輩の声で足を止めると先輩がこっちを振り返った。


「朝倉…」

「は、はい…」

「俺と…付き合わない?」


え…

突然の告白?!のようなーーーだけど愛の告白とは少しだけ違うような彼の言葉に即答なんて出来なかった。


「突然で驚いた?」


驚いた…というよりも何となく感じていた違和感の方が大きかった。
< 91 / 235 >

この作品をシェア

pagetop