ふわふわ









こんな地味な私と話してくれる人が現れました。



その出会いはなんとびっくり、ナンパみたいなもので。


いつも通り、休日にゆめかわいい服装をしてストレスを発散していたある日。







「あの。」




「…はい?」





「結婚してください」







これです、びっくりでしょ。




いきなり結婚してくださいって、突拍子すぎて吉本みたいに転びそう。っていうか、転びたい。



どこのナンパ師でもこんな直球で結婚してくださいなんて言わないよね。


最初は意味がわからなくて。





「…え、ええと、その…」





「…すごい可愛い。さっきからずっと見てた。結婚しよ」




「ご、ごめんなさい…」




「待って。せめて、連絡先」




「す、すいませんっ…」




実は言うと不審者かと思っていた。
結婚詐欺とか。


未婚っぽい女性をターゲットに怪しいことを行ってるんじゃないかと思ってて逃げた。




でも、彼はすごかった。とにかく、すごかった。




「本気だから。
俺の名前、宮川 優真。まだ高校生なんだけど、18歳だから結婚できるよ。連絡先だけでも教えて。」



こんな街中で自己紹介してくれました。
恥ずかしい…



たくさんの人がこちらを見ていて、病んでる私は居てもたってもいられなくて。




「わ、分かったから!分かったから人目につかない場所でお願いします…!!」




目立ちたくない。つまらない私を周りに知られたくない。

そんな一心で彼と喫茶店に入ることになったのだ。





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