あの夏の想い出
第二章 こいつらが優理菜の仲間
次の日、私はいつも通り家を出ていつも通りバス停でバスを待つ。


「つっかまーえた☆」


突然掴まれた私の腕。


見覚えのない顔。


腕を振り払おうとしたけど、見た目に寄らず力が強く、うまく振り払えなかった。


「でかした!ポンコツ!!」


遠くから走ってこちらに向かってくるのは昨日の人。
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