悪い目覚め

暗架side


暗架「哀雨お嬢様…
お嬢様の望まれた通りに
邪魔者…夢咲 愛紅を消しておきましたよ
その他犠牲が出ましたが…
仕方ありません」

哀雨「…そう。
やっと私が1位になれるわ…
これでお父様に誉めてもらえる…
ありがとう!!!暗架!!!」

と涙を流しながら微笑んで言う
哀雨を見て心が傷んだ。

まだ私にもこんな感情があったんだ…。

そう思いながら優しく哀雨を抱き締めた。

「思う存分泣いてください」

そう言った瞬間
声をあげて泣いた哀雨を
私が守らないといけないと感じた。



< 17 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop