VOICE~君の声を求めて
「空気読めよ!お前みたいな地味なやつは有馬くんに似合わねぇから」
やっぱり……
まぁ予感はしてたけど
てゆうか顔こわっ
「あっ!でも詩音ちゃん?だっけ?雨宮さんの友達!あの子だったら話は別だけど……」
「なんで詩音が出てくるのよ」
「だってぇ、あの子可愛いもの……なんであんたといるのか不思議だけど……」
私の一番触れてほしくない所にこいつらは簡単に触れてくる。
私のこころに土足ではいってくる。