(完)ないしょのメイド様
わたしは自分の誕生日じゃあないのにネックレスを貰って戸惑っていた
「言うっただろっオレは千代を独り占めしたいって」
まぁ言葉としては言ってないけど意味としては言った
「あのねっえーっと…ゴニョゴニョ」
「どうした千代っ」
「前ねっちぃちゃんに約束のこと話したの。そしたら恋人みたいって言われたの。おかしくない?」
「ん?どうして?」
「だってわたし達は主従関係なだけだよっ恋人の関係じゃないよ!」
わたしは自分で思ったことを伝えると
「確かになっでもいいじゃん!それがオレ達のやり方なんだし。オレは千代のこと好きだけどっ」
「わたしだって優雅のこと好きだけど、恋愛の好きなのか分かんない」
「じゃあ千代質問!オレの隣に大山や千代以外の奴がいる。それで仲良く話していたら?千代はどう思う?」
優雅の隣にわたしの知らない人がいて、仲良く話していたらってなんか嫌だよ。優雅が遠くに感じる…
「千代どう思った」
「イヤッ優雅が遠くに行っちゃう気がして離れたくない!傍にいて」
考えていた途中から優雅と両親が被って好きな好きな人が遠くに行っちゃう気がしてずっと傍に居たいって気持ちが強くなった
それで、ワガママだけど優雅の傍はわたしの居場所だって誰にも譲りたくないって気持ちも出てきた。コレって独占欲?だよね…
「なぁ千代っ。オレは死ぬまでずっと千代の傍に居たいって思ってる。誰にも譲らない」
強い目をして優雅は言った
わたしと同じ気持ち…コレが好きって気持ちなんだよね。だったら
「わたしも優雅が好きです。」
優雅の目を見てしっかりと伝えると優雅は笑顔で
「じゃあ千代付き合ってください」
「はいっ」
優雅はわたしに優しくキスをして
ベットに入ってわたしは優雅に抱きついて寝た