恋愛対象外だから!【おまけ追加】
楓加side
地獄の古典のテストやらも終わり、昨日の国語のテストが返却された。
〝77点〟と書かれた答案。
正直、良いのか悪いのかわからない。
いや、全国的な平均から見たら至って普通。
でも、あたしの賢い兄弟達から見れば低い。
だけど、あたしから見たら良いと思う。
「燐ちゃん~、何点だった?」
「97点。今回簡単だったからね。ケアレスミスが許せないけど…、」
そうでした、燐ちゃんは日本系の文系でした。
だから国語は超がつくほど得意とか…、
「燐ちゃんのバカぁ!」
「はいはい、ふうちゃんは何点だったの?」
と、あたしの答案用紙を奪い取りジーッと眺め始めた。
「ふうちゃんは本当に国語駄目なんだね。」
「…国語なんて消えてしまえッ!」
「ふうちゃんが日本にいる限り消えませんし勝手に消しちゃ駄目だよ。」
地獄の古典のテストやらも終わり、昨日の国語のテストが返却された。
〝77点〟と書かれた答案。
正直、良いのか悪いのかわからない。
いや、全国的な平均から見たら至って普通。
でも、あたしの賢い兄弟達から見れば低い。
だけど、あたしから見たら良いと思う。
「燐ちゃん~、何点だった?」
「97点。今回簡単だったからね。ケアレスミスが許せないけど…、」
そうでした、燐ちゃんは日本系の文系でした。
だから国語は超がつくほど得意とか…、
「燐ちゃんのバカぁ!」
「はいはい、ふうちゃんは何点だったの?」
と、あたしの答案用紙を奪い取りジーッと眺め始めた。
「ふうちゃんは本当に国語駄目なんだね。」
「…国語なんて消えてしまえッ!」
「ふうちゃんが日本にいる限り消えませんし勝手に消しちゃ駄目だよ。」