恋愛対象外だから!【おまけ追加】
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あれから数日、蒼ちゃんとは必要最低限な会話しかしなかった。



「…楓加、次の問題おまえな。」


「…え?」



やばい、話を聞いていなかった。
しかも、よりによってはるちゃんの授業。



「まさか、話を聞いていなかったとか言わないよな?…ったく、授業終了後、数学準備室。」



やばい、はるちゃん怒ってる?
どうしよう…、



「ふうちゃん、どうかした?なんか最近ずっと上の空だよ?」


「…ごめん、何でもないの。」


「何かあったら相談してね?」


「ありがとう、燐ちゃん。」



私生活に影響するなんて思ってもいなかった。

蒼ちゃんとはこれからどう接したらいいのだろうか。…今まで通りとは無理。



「ふうちゃん、さっきの問題13ページの問3だよ。…大丈夫?」


「うん。えっと、(x-y+1)(x-y-4)です。」


「ちゃんと答えわかってるんだから話は聞いとけ。次の問題は佐藤。」


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