君の前では王子の仮面をかぶるので覚悟してください。

「拓深こそ…女の子って感じじゃないよ?私」


拓深の私を抱き締める強さが
どんどん強くなってー…



「言ったじゃん。佳詠を好き過ぎるんだって。俺は。佳詠じゃなきゃ、絶対駄目。」


なんてこと言ってくれるんだい、拓深っ!

天使じゃない拓深も私には、
ほんっとうーーーにツボだよっ!!!


「ねぇ、拓海?」


「なーに。」


「私達、ゲス同士上手くいくかもね!」


ふふっと笑ったあとに拓深が言った一言で、
私は確信した。


「バーカ。」


あぁ、やばいじゃん。あたし。
拓深を愛し過ぎて、今までよりゲスになっちゃうってね。
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