【エッセイ】『願はくは花のもとにて』
才能はあるのかないのか

うちは自分の才能はたかが知れてると見切ってます。

「陶芸だの書だの、器用なくせに何を言うか!」

などと言われそうですけど、別に自分は天才とかまるっきり思ってないです。

努力はそれなりにしますけどね。

「まぁこんなもんさ」

と自分のキャパシティを見切ることも、人生には大切やったりします。

昔読んだ本に、

「人は見切りが肝要である」

とありまして、これはけだし名言とうちは思います。

たしかに最後まで諦めないのも大事かも知れないです。

けど。

可能性がゼロなのに無駄に力んでも、それは命を無駄に消費するだけにもうちは感じるんです。

こっちがダメならアプローチを変えてみる、それでもダメなら知恵を回す…

「金がなければ頭を使え、頭がなければ力を使え、力がなければ技を使え、技がなければ体を使え」

というのがうちの考え方なんですけど、これまで金はなかったから頭と力と技でなんとか乗り切ってきました。

でも歳を取ると、力はなくなる。

そこをどうするか…

これはライフワークになりそうです。

才能さえあれば、簡単に乗り切れるんでしょうけどねぇ。



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