青春はチョコレートの味がした
転校と天候
それはまだ10月半ばの出来事で親父が放った一言からはじまった。
「あ、そういやオレ海外いくことなったからお前オレの弟ん家で面倒見てもらえよ」
………………………は?
「もう転校の手続きはしてあっから」
………………………ん?
「あとは〜…シクヨロ✩」
以上。と親父は告げて出ていった。
狼谷透也 人生初のテンコウである
< 1 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop