きっとこの輝きは消えないでしょう。






「トパズ!トパズっ!!」




アンザの声が鮮明に聞こえる。


そんな気がした。




もう立ち直ったの?

さすがだな〜。



僕もその弾んだいつもの声を聞くと嬉しくなるよ。



僕は幸せだな。





「トパズ!!」

「トパズ様っ!!」

「トパズっ」




……なに、みんなもいるの?



ごめんなさい。


お父様、お母様、ヴァヤさん……みんな。



護ってくれていたのに。




でも、大切な人を護ることができたから、悔いはないんです。


本当だよ。すごく幸せなんだ。





でも……なんでかな。


胸が苦しい。息が苦い。痛い。




ツーっと生温いものが頬を伝った。


僕は幸せなはずなのに、なんでこんなに悲しいんだろう。




うん、知ってる。
わかるよ。今なら。

心がある今の僕には。





みんなと、離れたくないんだ……っ。







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