欲望の飴と飴売り少女
みぃとりんの信頼できる親友以外に教える気はない。
先生が来てHRが始まった。
スマホのバイブ音が鳴った。あたしは驚き先生の方を見たが先生にはばれなかった。
みぃとりんからだった。
みぃ: なんかにあったの?
りん:うちらでよければ話聞くよ!
2人とも……さすが、親友。
「ありがとう! 放課後話すね。 」
長くなると思ったからあたしは直接みぃとりんに伝えたい。
HRが終わった。あたしの所にさっきの話を聞きたくて何人か集まって来た。
答えるのが嫌だったがずっとあたしの周りにいられても困るから諦めて話そうとした。
「ねぇ、春香!トイレ行こ〜〜」
みぃがあたしの腕を引っ張った。
「りんも行く!」
りんがあたしの肩を押しあたし達は教室から出る。