欲望の飴と飴売り少女


「みぃ、りん!聞いてよ」
帰りのHRが終わると怒った口調であたしは言った

「どうしたの〜?朝のこと?」
とみぃとりんは心配してくれた。

あたしは今朝の出来事を二人に言った。

「本当それね!大声で言うとか最低!空気読めよ」
みぃはあたしと同じくらい腹を立てる。

りんは「この間、山下が川野君と学級委員の仕事を二人でやってるの見たよ。なんか山下ベタベタ川野君のこと触ってた〜」
りんもあたしやみぃと一緒に怒りをあらわにした。


二人と別れた後あたしは怒りが収まらず目の前にあった石を思いっきり蹴り軽く舌打ちをし帰った。
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