葛城社長と運命の恋を始めます
何を願ってるのか聞かれて、恥ずかしくなり俯いた。


20才になっても恋を知らなかっただなんて、口に出して言えない。


「僕ははなさんにこうして出会えた事に、幸せを感じてるんですよ。はなさんが誰の者にもなってなくて、本当に良かった。」


そう言った後、朝陽さんは付け加えた。


「たとえ、誰かの者になってたとしても、奪い返すつもりでした。」


恋愛初心者の私にはついていけません。


頭がくらくらする。


朝陽さんの熱にやられました。


ハンバーク屋さんは直ぐ近くだと聞いたから、二人で歩いて行くことに。


2月末だけど、日差しが暖かい。


朝陽さんみたいだな。


朝陽(あさひ)、本当にあなたにぴったりの名前。


まだ、口に出して言えないけど、多分あなたが好きです。










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