幼なじみの秘め事
「てか、大翔ってあたしのことすなの?」

「は!?」


大翔が勢いよくあたしから離れる。


「あれ、違った?」


あたしの心に溝が入る。


「違う!そうじゃなくて!ここまで言ってんのき聞くか!?と思って」

「だって、わかんない」

「鈍感すきだろ」


大翔があたしの頭をくしゃってする。


「愛望ちゃんはいいの?」

「いいもなんも断ってるし。最初から」

「そうなの?」

「俺、お前以外と付き合うつもり昔からないから」


とくん。
胸が高鳴る。


こんな大翔知らない。


「大翔じゃ、ないみたい」

「いままで必死に隠してきたからな」

「いつも面倒そうだった」

「気持ち抑えるのに必死だったんだよ」


大翔の顔がまた赤くなる。


「まぁ、こらからよろしくね。幼馴染みさん」

「うん。よろしく。幼馴染みくん」


あたしと大翔はどちらからともなく手をつないだ。

小さい頃につないで以来。


...大好き

< 21 / 25 >

この作品をシェア

pagetop