夢の言葉と陽だまりの天使(下)【夢の言葉続編③】
少し寂しくなって俯きかけた時。
そんな私を察する様に「ふぇ〜ん。」と、泣き声を上げてヒナタが目を覚ました。
「!…ヒナタ。
おめめ覚めたの?おはよう。」
歩み寄ってベビーベッドから抱き上げるが、ヒナタはなかなか泣き止まず、ひっくひっくと悲しそうな表情。
…いけない。
私がちゃんと微笑っててあげないと。
親の心境に敏感な赤ちゃん。
私が気持ちを切り替えて笑顔であやし始めると、じっと様子を伺うようにしていたヒナタも次第に笑顔になった。
まだまだ弱くて、未熟な私。
でも、ヒナタの前ではしっかりしなくては。と、自分を奮い立たせる毎日。
「…よし!
今日は良いお天気だから、少しお外行こうか?」
自分自身の気分転換にもなると思い、私はヒナタを連れて中庭を散歩する事にした。