午前0時、魔法が解けるまで。
「クッキー、ケーキ、パンケーキ、パフェ……何が食べたい?」
「え……と、砂川さんの食べたいもので」
正直甘いものなら大体何でも好きなので迷ってしまう。
待たせてはいけないと思って砂川さんにそう振ったが、直後に失礼だったかとハッと顔を上げる。
「クッキーの盛り合わせもください」
「かしこまりました」
砂川さんは何も気にしていなかったようで、店員さんに向かってお願いしますと笑顔を向けていた。