午前0時、魔法が解けるまで。







恐らく砂川さんは200円オーバーで5個ほどパッケージされてるお洒落なものを想像しているかと思うが、100円ちょっとでたくさん詰め込まれてるリーズナブルなクッキーしか食べたことないです。


心の中で砂川さんに謝罪をしながら、私はクッキーを一つつまみ上げた。



「いただきます」



口に含んで歯を立てるとホロホロと口の中で崩れていく。







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