午前0時、魔法が解けるまで。








由美子はほっと胸を撫で下ろした。



「さっきの人って誰?」


「ああ、逢坂冬馬。砂川と仲良いよね」

「そ、そうなの?」



想像できない組み合わせだ……。



物腰穏やかな王子様みたいな砂川さんに、噂ではかなり突っぱねている人。


対極の2人だからこそ、惹かれ合うものがあるんだろうか。









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