王子様と私。
「七海、お疲れ様」

「洸ちゃんもね」

プルルルル、プルルルル。

「ごめん、出ていい?」

「どうせ柳弥だろ。早く出てやれ」

ピッ

「はい、七海」

『遅い。いつまでやってんだ』

「開口一番それですか…今終わったから今から出るよ」

『洸に代れ』

「洸ちゃん、柳弥」

「はい…久しぶり。うん、マジですまん。今から駅まで送る。あ?お前マジ変態だな……いえ、何でもありません。撮ってあるから!ちゃんと渡すって!もういいか?ほれ、七海」

「柳弥?何話してたの?」

『七海は知らなくていい。今大東駅いるから。早く来て?』

「…っ!今すぐ行く!」

計算されたかのような絶妙なデレ期…分かってやってるな、こいつ…
こういう所が好きだったりもする…

デレ期に弱い吉沢七海であった。
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