楕円の恋。
はっ!何時?

慌てて時計を見ると7時前だった。

目覚ましが鳴る前に自然に起きてしまった。

うぅ〜ん。

私は背伸びをした。

私はカーテンを開け朝の日差しを浴びた。

うん。快晴!

雲1つない秋晴れだ。

私はいつもより睡眠時間は短いが清々しい気持ちになった。

さっ顔洗おう。

私は洗面所へ向かった。

『おあよー。えぇちゃん。あやいね』

健ちゃんが歯を磨きながら言ったので、日本語になってなかったが、意味はわかった。

『健ちゃんおはよ。今日部活の休みなんだ』

私は顔を洗った。

『そうなの?じゃあデートだから早起きなの?』

健ちゃんが口をゆすぎながら言った。

『残念!友達でした〜』

私はタオルで顔を拭き、笑顔で答えた。

『あぁ早く義兄様見たいなぁ〜』

健ちゃんはそう捨て台詞を吐いて洗面所を出て行った。

もぅ。私だって彼氏欲しいよ!

私は少しイラっとして歯ブラシに歯磨き粉をつけた。

でも、その苛立ちは数秒で消えた。

服何着て行こうかな〜。

私はまたご機嫌になった。

私は部屋に戻りクローゼットを開けた。

暫く悩んだ後、、、

あなた達に決めた!

私は紺のスカートと白のニットと革のジャケットをチョイスした。

そしていつもよりちょっぴりメイクを頑張った。

うんなかなかいいんじゃない?

私は鏡の前でポーズをとってみた。

私はルンルンでリビングへと向かった。
< 20 / 72 >

この作品をシェア

pagetop