そのキスで、忘れさせて





「いい飲みっぷりだね」




彼らは言う。

気に入られてしまったのか。




「名前は?」



「……美咲です」




あたしの名前を聞いて、二人は顔を見合わせていた。





「美咲って、あの……?」



「……な訳ないだろ」




二人は意味深な発言を繰り返すので、思わず聞いていた。




「あたし……何なんですか?」




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